【ターミナル編】Claude CodeをVS Codeで始める|インストールから初回起動まで

テクノロジー

この記事は、Claude Codeをターミナル(コマンドライン)で始めたい方向けの導入ガイドです。

VS Code(無料)のターミナルを使って、Claude Codeをインストールし、実際に動かすところまでを一緒にやっていきます。早い人なら15分で完了します。

「ターミナルって何?」という方も大丈夫です。筆者も最初はまったく同じ状態でした。

実は筆者、最初はデスクトップ版(アプリ)を半月ほど使っていました。アプリだけで十分便利だったのですが、使い込むうちに「エージェントチーム(AIを複数連携させる機能)が動かない」「自動で処理してくれるはずが途中で止まる」という壁にぶつかりました。調べてみると、ターミナル版ならこれらの問題が解決できるとわかった。

ターミナルなんて人生で一度も触ったことがなかったし、「コマンドを打つ」と聞いただけで尻込みしていました。でも「もっとAIを使いこなしたい」というワクワクに負けて、自分で調べながら導入しました。途中でエラーも出ましたが、そのエラーすらAIに聞けば解決できる。やってみたら思ったよりずっと簡単でした。

この記事では、筆者がつまずいたポイントも含めて丁寧に解説します。

前提: Claude Proプラン(月額$20)への登録が済んでいることを前提としています。まだの方は「Claude Codeの始め方|導入ガイド」を先にお読みください。

この記事はWindows 10 / 11向けです。


ターミナルとは?(1分で理解)

ターミナルとは、パソコンに文字で命令を出すためのアプリです。

普段はマウスでフォルダをクリックして開きますよね。ターミナルでは、同じことを文字を入力して行います。

たとえば「デスクトップのファイル一覧を見たい」とき。

普段のやり方(マウス操作): エクスプローラーでデスクトップを開く

ターミナル:


dir Desktop

たった2語。これだけです。

補足: dir はWindowsのPowerShellで使えるコマンドです。VS Codeのターミナルでは ls でも同じ結果が得られます。この記事ではどちらでも動くコマンドを使いますので、安心してください。

「なんで文字で打つの?マウスでいいじゃん」──筆者も最初はそう思いました。でもAIツールの世界では、ターミナルのほうが圧倒的に速くて正確です。実際に使ってみると、マウスでポチポチやるより文字を打つほうが楽な場面が山ほどあることに気づきます。そしてClaude Codeのターミナル版は、この環境で最大限に力を発揮するように作られています。


ステップ1:VS Codeをインストールする

VS Code(Visual Studio Code)は、Microsoftが作った無料のコードエディタです。Claude Codeを使うときの「作業場」になります。

手順

  1. ブラウザで code.visualstudio.com を開きます
  2. 青い「Download for Windows」ボタンをクリックします
  3. ダウンロードされたファイルをダブルクリックします
  4. 「同意する」にチェック →「次へ」を押し続けます
  5. 最後に「インストール」をクリックして完了です
  6. 注意: インストール中に「PATHへの追加」というチェックボックスが出たら、必ずチェックを入れてください。

    起動してターミナルを開く

    VS Codeを開いたら、ターミナルを表示します。

    上部メニューの「ターミナル → 新しいターミナル」をクリックするか、Ctrl + `(バッククォート)を押してください。

    画面の下半分にターミナルが表示されます。「PowerShell」と出ていればOKです。

    
    PS C:\Users\○○>
    

    この > の後ろに文字を入力していきます。


    ステップ2:Node.jsをインストールする

    Node.jsは、Claude Codeを動かすのに必要な土台です。水道管みたいなもので、普段意識する必要はありません。

    手順

    1. ブラウザで nodejs.org を開きます
    2. LTS」と書かれた緑色ボタンをクリックします(「Current」ではなく必ず「LTS」)
    3. ダウンロードされたファイルを実行します
    4. 設定はすべてデフォルトで「Next」→「Install」で完了です
    5. 確認

      VS Codeのターミナルに以下を入力してEnterを押してください。

      
      node --version
      

      v22.x.x のようにバージョン番号が出れば成功です。

      エラーが出た場合: VS Codeを一度閉じて、もう一度開き直してください。Node.jsのインストール直後はターミナルの再起動が必要です。


      ステップ3:Claude Codeをインストールする

      いよいよ本番です。VS Codeのターミナルに以下を入力してEnterを押してください。

      
      npm install -g @anthropic-ai/claude-code
      

      npm はNode.jsに付属しているパッケージ管理ツールです。ソフトウェアをインストールするコマンドだと思ってください。

      
      added 2 packages in 1s
      

      「warn」や「deprecated」が出ても気にしないでください。最後に「added」と出れば成功です。

      エラーが出た場合

      こんなエラーが出ることがあります。

      
      npm : このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、
      ファイル C:\Program Files\nodejs\npm.ps1 を読み込むことができません。
      

      Windowsのセキュリティ設定が原因です。以下で解決できます。

      1. スタートボタン右クリックします
      2. ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします(Windows 11では「ターミナル(管理者)」、Windows 10では「Windows PowerShell(管理者)」と表示されます)
      3. 「変更を許可しますか?」→「はい
      4. 以下を入力してEnter:
      5. 
        Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser -ExecutionPolicy RemoteSigned
        
        1. 「Y」を入力してEnter
        2. 管理者ターミナルを閉じて、VS Codeのターミナルに戻ります
        3. もう一度インストールコマンドを実行:
        4. 
          npm install -g @anthropic-ai/claude-code
          

          確認

          
          claude --version
          

          バージョン番号が出ればOKです。

          「command not found」や「認識されていません」と出たら、VS Codeを一度閉じて再起動してください。


          ステップ4:作業フォルダを作って起動する

          Claude Codeは「今いるフォルダ」の中で作業します。専用のフォルダを作ってから起動しましょう。

          フォルダを作る

          VS Codeの上部メニューから操作します。

          1. ファイル」→「フォルダーを開く」をクリック
          2. デスクトップ」を選びます
          3. 新しいフォルダー」をクリックします
          4. フォルダ名を「my-first-claude-project」にして作成します
          5. そのフォルダを選んで「フォルダーの選択」をクリックします
          6. VS Codeが開き直され、ターミナルも自動的にそのフォルダに移動します。

            Claude Codeを起動する

            ターミナルに入力します。

            
            claude
            

            ステップ5:初回起動の画面を乗り越える

            初回は英語の設定画面がいくつか出ます。一つずつ解説します。

            困ったときの鉄則: 英語の画面が出たら、コピーしてChatGPTやClaudeチャットに貼り付けて「これ何?」と聞くのが最速です。

            画面1:テーマ選択

            
            Choose the text style that looks best with your terminal
            
            ❯ 1. Dark mode ✔
              2. Light mode
              ...
            

            「見た目のスタイルを選んでね」という画面。1を押してEnterでOK。

            画面2:ログイン

            
            Logged in as your-email@example.com
            Login successful. Press Enter to continue…
            

            ブラウザが自動で開くことがあります。Claude.aiのアカウントでログインして、ターミナルに戻ってEnterを押してください。

            画面3:ターミナル設定

            
            Use Claude Code's terminal setup?
            ❯ 1. Yes, use recommended settings
              2. No, maybe later
            

            1を押してEnterでOK。これはShift+Enterで改行できるようにするなど、ターミナルでの操作を快適にするための設定です。

            画面4:起動完了!

            
            ╭────────────────────────────────────────────╮
            │  Welcome back ○○!                          │
            │     Sonnet 4.6 · Claude Pro                │
            │     C:\Users\○○\Desktop\my-first-claude-   │
            │     project                                │
            ╰────────────────────────────────────────────╯
            ❯
            

            この画面が出たら、Claude Codeの導入は完了です!


            ステップ6:AIに話しかけてみよう

            の後ろに日本語で指示を入力してEnterを押してください。

            
            ❯ こんにちは。このフォルダに何かファイルはある?
            
            
            このフォルダは空です。まだファイルは作成されていません。
            何か作成しましょうか?
            

            応答が返ってきたら、正常に動いています。 おめでとうございます!

            もう一歩:ページを作ってみよう

            
            ❯ シンプルな自己紹介Webページを作ってください。
              名前は「テスト太郎」、趣味は「読書とコーヒー」で。
            

            Claude Codeがコードを生成して、こう聞いてきます。

            
            ファイルを作成してもよいですか? (y/n)
            

            内容を確認して、y を押してください。ファイルが作成されます。


            知っておくべきこと

            許可の仕組み

            Claude Codeがファイルを操作するとき、必ず確認が入ります。

            • y → 許可する(実行される)
            • n → 拒否する(何も起きない)

            あなたが y を押さない限り、ファイルには一切触れません。迷ったら n で安全です。

            覚えておくと便利なコマンド

            入力 動作
            `/exit` Claude Codeを終了します
            `/clear` 会話履歴をクリアします
            `/cost` 使用量を確認します
            `/help` ヘルプを表示します
            `Ctrl + C` 処理を中断します

            終了と次回起動

            終了:

            
            ❯ /exit
            

            次回起動:

            1. VS Codeを開く
            2. 作業したいフォルダを開く(「ファイル → フォルダーを開く」)
            3. ターミナルを開く(Ctrl + `)
            4. claude と入力してEnter
            5. 2回目以降はログイン不要です。


              よくあるトラブルと対処法

              「claude」コマンドが見つからない

              原因 対処法
              パスが反映されていない VS Codeを一度完全に閉じて、再度開いてください
              npmインストールが失敗していた `npm install -g @anthropic-ai/claude-code` を再実行してください
              Node.jsが入っていない `node –version` で確認。表示されなければステップ2に戻ってください

              ログインできない

              原因 対処法
              ブラウザが自動で開かない ターミナルに表示されるURLを手動でブラウザにコピーしてアクセスしてください
              無料プランのアカウント Claude Pro以上が必要です。[claude.ai](https://claude.ai)でアップグレードしてください
              ブラウザのCookieの問題 Cookie/キャッシュをクリアして再試行。別のブラウザでも試してください

              動作が遅い・止まる

              原因 対処法
              ネットワーク不安定 Wi-Fi接続を確認してください
              レート制限 `/usage` で確認。制限中なら時間を置いてから再試行してください
              会話が長くなりすぎ `/clear` で会話をリセットすると軽くなります

              費用について

              Claude Proプラン(月額$20)の範囲内で使えます。普通に使っている分には月額以上の費用はかかりません。

              「使いすぎて追加料金が発生するのでは?」と心配する方もいますが、Proプランには一定の利用枠が含まれており、枠を超えるとレート制限(速度制限)がかかる仕組みです。自動的に追加課金されることはありません。

              デスクトップ版とターミナル版で料金の違いはありません。同じプランの中で両方使えます。


              今日やったことのまとめ

              ステップ やったこと
              1 VS Codeをインストールした
              2 Node.jsをインストールした
              3 Claude Codeをインストールした
              4 作業フォルダを作った
              5 初回起動の英語画面を突破した
              6 AIと会話して動作確認した

              ここまでできれば、あとは使い倒すだけです。

              「こんなページを作って」「このファイルを修正して」──日本語で話しかけるだけで、AIがあなたのパソコン上で実際に作業してくれます。

              筆者はデスクトップ版を半月使った後、このターミナル版に乗り換えました。デスクトップ版では動かなかったエージェントチームがターミナル版では問題なく動き、自動で処理が止まることもなくなりました。この記事自体も約7割はターミナル版のClaude Codeに書いてもらい、そこに自分の体験談や表現の修正を加えて仕上げました。

              デスクトップ版すら使ったことがなかった半月前の自分が、今やターミナルで記事を書いている。人間、やってみればなんとかなるものです。まずは何でもいいので、もう一つ指示を出してみてください。使えば使うほど「こんなことまでできるのか」という発見が増えていきます。


              もっと使いこなしたい方へ

              Claude Codeの基本操作に慣れてきたら、以下の記事もチェックしてみてください。

              • 全機能リファレンス ── コマンド一覧・ショートカット・モデルの使い分け
              • 実践テクニック ── 効果的な指示の出し方・Git連携・自動化

              おまけ:VS Code拡張機能版もある

              VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「Claude Code」を検索してインストールすると、VS Codeのサイドバーにチャット画面が表示されます。

              ターミナル版と同じClaude Proプランで使え、機能もほぼ同じです。コードを見ながらサイドバーでAIに質問できるので、慣れてきたらこちらも試してみてください。

              インストール方法:

              1. VS Code左側の四角いアイコン(拡張機能)をクリック
              2. 検索欄に「Claude Code」と入力
              3. Anthropic公式の拡張機能を選んで「インストール」をクリック

              4. この記事の情報は2026年3月時点のものです。最新情報はAnthropic公式ドキュメントをご確認ください。

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