この記事は、Claude Codeをデスクトップアプリ(GUI)で始めたい方向けの導入ガイドです。
ターミナルの知識は一切不要。アプリをダウンロードして、ログインして、話しかけるだけ。早い人なら10分で完了します。
筆者自身もこのデスクトップ版から始めました。ターミナルなんて触ったことがなかったので、アプリをダウンロードするだけで使い始められるデスクトップ版は本当にありがたかった。半月ほど使って、Claude Codeの基本的な操作感をつかむことができました。
後にターミナル版にも挑戦しましたが、最初の一歩としてはデスクトップ版が圧倒的に入りやすいです。まずはここから始めて、「もっとできることを増やしたい」と思ったらターミナル版も検討してみてください。
前提: Claude Proプラン(月額$20)への登録が済んでいることを前提としています。まだの方は「Claude Codeの始め方|導入ガイド」を先にお読みください。
この記事はWindows 10 / 11向けです。
ステップ1:事前準備──Git for Windowsをインストールする
Claude Codeのデスクトップ版を動かすには、裏側でGit for Windowsというソフトが必要です。すでにインストール済みの方はステップ2に進んでください。
Gitとは?
Gitは、ファイルの変更履歴を管理するツールです。Claude Codeが内部で使っているため、事前にインストールしておく必要があります。普段意識する必要はありません。
インストール手順
- ブラウザで git-scm.com を開きます
- 「Download for Windows」をクリックします
- ダウンロードしたファイルを実行します
- 設定はすべてデフォルト(「次へ」を押し続ける)でOKです
- 最後に「Install」をクリックして完了です
- ブラウザで claude.ai にログインします
- 画面内の「Download Desktop App」またはダウンロードリンクを探してクリックします(トップページやサイドバーに表示されています)
- ダウンロードされたファイル(.exe)をダブルクリックしてインストールします
- スタートメニューから「Claude」を開きます
- 初回起動時にログイン画面が表示されます
- Claude.aiに登録したアカウント(メールまたはGoogleアカウント)でログインします
- まずデスクトップに新しいフォルダを作ります
- デスクトップで右クリック →「新規作成」→「フォルダー」
- 名前を「my-first-claude-project」にします
- Claude Codeアプリに戻ります
- フォルダ選択画面で、今作った「my-first-claude-project」フォルダを選択します
- 緑色の行(
+)→ 追加される内容 - 赤色の行(
-)→ 削除される内容 - 承認 → 実行されます
- 拒否 → 何も起きません
- アプリを最新バージョンに更新してください
- Claude Proプラン以上に加入しているか確認してください
- アプリを一度閉じて再起動してみてください
- スタートメニューから「Claude」を開く
- 「Code」タブをクリック
- 作業したいフォルダを選択する
- 指示を入力する
- 全機能リファレンス ── コマンド一覧・ショートカット・モデルの使い分け
- 実践テクニック ── 効果的な指示の出し方・Git連携・自動化
確認方法: インストール後、スタートメニューで「Git Bash」と検索して表示されれば成功です。
ステップ2:デスクトップアプリをダウンロードする
手順
見つからない場合: claude.aiにログイン後、画面左下のメニューや設定画面にダウンロードリンクがあります。見つからない場合は「Claude desktop app download」で検索してください。
インストールが完了すると、スタートメニューに「Claude」が追加されます。
ステップ3:アプリを起動してログインする
ログインが完了すると、アプリのメイン画面が表示されます。
ステップ4:「Code」タブに切り替える
アプリの上部に3つのタブがあります。
| タブ | 役割 |
|---|---|
| **Chat** | 通常のAIチャット(ブラウザ版Claudeと同じ) |
| **Cowork** | クラウド上で自律的にタスクを実行する機能 |
| **Code** | **←これを使います。** パソコン内のファイルを操作するモード |
「Code」タブをクリックしてください。
初回は「フォルダを選択してください」という画面が出ることがあります。
ステップ5:作業フォルダを選択する
Claude Codeは「選択したフォルダの中」で作業します。
フォルダを作って選択する
画面に選択したフォルダのパスが表示されれば準備完了です。
ステップ6:AIに話しかけてみよう
画面下部のテキスト入力欄に、日本語で指示を入力します。
こんにちは。このフォルダに何かファイルはある?
Enterを押すと、AIが応答します。
このフォルダは空です。まだファイルは作成されていません。
何か作成しましょうか?
応答が返ってきたら、Claude Codeは正常に動いています。 おめでとうございます!
ステップ7:はじめてのお仕事──ページを作ってみよう
もう少しだけ試してみましょう。こんな指示を入力してください。
シンプルな自己紹介Webページを作ってください。
名前は「テスト太郎」、趣味は「読書とコーヒー」で。
HTMLファイル1つで、CSSも同じファイルに含めてください。
AIがコードを生成すると、変更内容がビジュアルで表示されます。
内容を確認して、問題なければ「承認」ボタンをクリックしてください。
ファイルが作成されます。デスクトップの「my-first-claude-project」フォルダを開くと、index.html が作られているはずです。ダブルクリックするとブラウザでWebページが表示されます。
たった1行の指示で、Webページが完成しました。
知っておくべきこと
許可の仕組み
Claude Codeがファイルを作成・編集するとき、必ずあなたの承認を求めます。
勝手にファイルを変えられる心配はありません。迷ったら「拒否」で安全です。
権限モードの切り替え
画面上部に権限モードの表示があります。
| モード | 動作 |
|---|---|
| **Ask(デフォルト)** | 変更のたびに承認を求めます。最初はこれでOK |
| **Auto** | ファイル編集を自動で承認します(操作に慣れてから切り替えましょう) |
| **Plan** | 読み取り専用。変更は行わず計画だけ提案します |
最初はAskモード(デフォルト)のまま使ってください。 慣れてきてから切り替えれば十分です。
モデルについて
画面上部でAIのモデルを選べますが、デフォルトのSonnetのままで問題ありません。最もバランスが良く、普段使いに最適なモデルです。より難しい問題に取り組むときにOpusに切り替える、という使い方もできますが、最初は気にしなくてOKです。
よくあるトラブルと対処法
アプリが起動しない
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| Git for Windowsが入っていない | ステップ1に戻ってインストールしてください |
| Windowsのバージョンが古い | Windows 10(バージョン1809)以降が必要です |
| メモリ不足 | 4GB以上のRAMが必要です。他のアプリを閉じて再試行してください |
ログインできない
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| アカウントが無料プラン | Claude Pro以上が必要です。[claude.ai](https://claude.ai)でアップグレードしてください |
| ブラウザのCookieの問題 | ブラウザのCookie/キャッシュをクリアして再試行してください |
| 別のアカウントでログイン済み | 一度ログアウトしてから正しいアカウントでログインし直してください |
「Code」タブが表示されない
費用について
Claude Proプラン(月額$20)の範囲内で使えます。普通に使っている分には月額以上の費用はかかりません。
「使いすぎて追加料金が発生するのでは?」と心配する方もいますが、Proプランには一定の利用枠が含まれており、枠を超えるとレート制限(速度制限)がかかる仕組みです。自動的に追加課金されることはありません。
デスクトップ版とターミナル版で料金の違いはありません。同じプランの中で両方使えます。
次回の起動方法
次にClaude Codeを使いたいときは、以下の手順です。
2回目以降はログイン不要で、すぐに使い始められます。
今日やったことのまとめ
| ステップ | やったこと |
|---|---|
| 1 | Git for Windowsをインストールした |
| 2 | デスクトップアプリをダウンロード・インストールした |
| 3 | ログインした |
| 4 | 「Code」タブに切り替えた |
| 5 | 作業フォルダを作って選択した |
| 6 | AIと会話して動作確認した |
| 7 | 自己紹介ページを作ってみた |
ここまでできれば、あとは使い倒すだけです。
「このファイルを修正して」「こんなアプリを作って」──日本語で話しかけるだけで、AIがあなたのパソコン上で実際に作業してくれます。
ちなみに、この記事自体も約7割はClaude Codeで作成しています。「Claude Code導入の記事を書いて」と指示を出すとAIが下書きを作ってくれるので、そこに自分の体験談を書き足したり、わかりにくい表現を直したりして仕上げました。筆者がデスクトップ版で半月使っていたときも、こういった記事作成や文章の整理に活用していました。こういう使い方ができるのがClaude Codeの面白いところです。
まずは何でもいいので、もう一つ指示を出してみてください。使えば使うほど「こんなことまでできるのか」という発見が増えていきます。
もっと使いこなしたい方へ
Claude Codeの基本操作に慣れてきたら、以下の記事もチェックしてみてください。
この記事の情報は2026年3月時点のものです。最新情報はAnthropic公式ドキュメントをご確認ください。


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