「Claude Codeって最近よく聞くけど、どうやって始めるの?」
この記事は、その疑問にまっすぐ答えます。
正直に言うと、筆者自身、最初はデスクトップ版(アプリ)から始めました。ターミナルなんて触ったことがなかったので、当然の選択です。半月ほど使っていたのですが、やりたいことが増えてくると壁にぶつかりました。エージェントチーム(AIを複数連携させる機能)が使えない、自動で動いてくれない、途中で止まってしまう──デスクトップ版の限界を感じたんです。
そこでターミナル版に乗り換えることにしました。黒い画面に白い文字、プログラマーが使うあの世界。正直怖かったですが、「もっとAIを使いこなしたい」というワクワクが勝ちました。自分で調べて、エラーを出しながらも、なんとか動かせるようになった。結果、デスクトップ版では動かなかった機能がターミナル版では問題なく動いています。
ちなみにこの記事自体、約7割はClaude Codeを使って作成しています。「記事を書いて」と指示を出すとAIが下書きを作ってくれて、そこに自分で体験談を書き足したり、表現を直したりして仕上げました。つまり、この記事そのものが「Claude Codeでこんなことができる」という実例でもあります。
さて、実はClaude Codeには2つの使い方があります。パソコンにアプリをインストールして使う「デスクトップ版」と、ターミナル(黒い画面)で使う「ターミナル版」。この2つは見た目も操作感もまったく違います。
「どっちを選べばいいの?」──この記事を読めば、迷わず自分に合ったほうを選んで、今日中にClaude Codeを動かせるようになります。
そもそもClaude Codeって何?(1分で理解)
ひとことで言うと、「あなたのパソコンの中で動くAIアシスタント」です。
普段使っているChatGPTやClaudeチャットは、ブラウザの中で質問に答えてくれますよね。「この文章を要約して」「メールの下書きを書いて」──便利ですが、できることは「テキストのやりとり」止まりです。
Claude Codeはそこから一歩先に進みます。
あなたのパソコンにあるファイルを直接読んだり、コードを書いたり、プログラムを実行したりできます。
たとえばこんなことができます。
- 「Webページを作って」と言えば、本当にHTMLファイルが作られる
- 「このコードのバグを直して」と言えば、ファイルを読んで修正してくれる
- 「このフォルダを整理して」と言えば、ファイルを移動してくれる
ChatGPTが「相談相手」なら、Claude Codeは「一緒に作業してくれるパートナー」です。
| ChatGPT / Claudeチャット | Claude Code | |
|---|---|---|
| 動く場所 | ブラウザ | あなたのパソコンの中 |
| できること | 質問に答える・文章を作る | ファイルを読む・書く・実行する |
| ファイル操作 | できない(コピペが必要) | 直接操作できる |
| プログラム実行 | できない | できる |
2つの使い方:デスクトップ版とターミナル版
ここがこの記事で一番大事なパートです。じっくり読んでください。
Claude Codeには、まったく異なる2つの使い方があります。中身のAIエンジンは同じですが、見た目・操作方法・得意なことが違います。
デスクトップ版(GUI)── アプリで使う
普段使っているLINEやWordのようなグラフィカルなアプリです。マウスでクリックして操作できます。
見た目はこんなイメージです。
┌──────────────────────────────────────────────────┐
│ 💬 Chat 🤝 Cowork 💻 Code │
│──────────────────────────────────────────────────│
│ │
│ ┌──────────────────────────────────────────┐ │
│ │ 💬 こんにちは。自己紹介ページを作って │ │
│ └──────────────────────────────────────────┘ │
│ │
│ Claude: │
│ index.htmlを作成しますね。 │
│ │
│ ┌ index.html ──────────────────────────────┐ │
│ │ + │ │
│ │ + │ │
│ │ + │ │
│ │ + 自己紹介 │ │
│ │ + │ │
│ │ ... │ │
│ │ [✅ 承認] [❌ 拒否] │ │
│ └──────────────────────────────────────────┘ │
│ │
│ 📎 ファイルを添付 📂 フォルダを選択 │
└──────────────────────────────────────────────────┘
チャットのような画面で指示を出すと、AIが作業してくれます。ファイルの変更点が色付きで表示され、ボタンを押して承認する──直感的で迷いにくい操作感です。
ターミナル版(CLI)── 黒い画面で使う
ターミナル(コマンドライン)の中で動くバージョンです。マウスは使いません。すべてキーボードで操作します。
見た目はこんな感じです。
╭──────────────────────────────────╮
│ Claude Code │
│ Sonnet 4.6 · Claude Pro │
│ C:\Users\○○\my-project │
╰──────────────────────────────────╯
❯ こんにちは。自己紹介ページを作って
✔ ファイルを作成します: index.html
自己紹介
...
ファイルを作成してもよいですか? (y/n)
テキストだけの世界。華やかさはないですが、キーボードから手を離さずに高速で作業できるのが強みです。
デスクトップ版 vs ターミナル版──徹底比較
基本スペック
| デスクトップ版 | ターミナル版 | |
|---|---|---|
| 見た目 | チャットアプリ風のGUI | 黒い画面に白い文字 |
| 操作方法 | マウス+キーボード | キーボードのみ |
| インストール | アプリをダウンロードするだけ | コマンドを入力してインストール |
| 難易度 | 低い(直感的) | やや高い(ターミナル操作が必要) |
| 対応OS | Windows / macOS | Windows / macOS / Linux |
| 料金 | 同じ(Claude Pro $20/月〜) | 同じ(Claude Pro $20/月〜) |
| AIの性能 | 同じ | 同じ |
料金もAIの性能もまったく同じです。 違うのは「操作の仕方」だけ。
デスクトップ版だけの機能
デスクトップ版には、ターミナル版にはない便利機能がいくつかあります。(※以下の情報はAnthropic公式ドキュメントに基づいています)
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| **ビジュアルDiffレビュー** | コードの変更点が色付きで見やすく表示され、特定の行にコメントを付けて修正を指示できます |
| **ライブプレビュー** | Webアプリを作っているとき、変更結果をリアルタイムでアプリ内に表示できます |
| **並列セッション** | 複数のタスクを同時に進められます。自動でGitの作業環境を分離してくれるので、作業が混ざりません |
| **GitHub PR監視** | プルリクエストを自動で監視し、修正やマージまで自動化できます |
| **ドラッグ&ドロップ** | ファイルをドラッグ&ドロップで添付できます |
ターミナル版だけの機能
一方で、ターミナル版にしかできないこともあります。
| 機能 | 説明 | |
|---|---|---|
| **スクリプト連携** | シェルスクリプトやCI/CDパイプラインに組み込めます | |
| **パイプ処理** | 他のコマンドの出力をClaude Codeに直接流し込めます(例:`cat file.txt \ | claude -p “要約して”`) |
| **バッチ処理** | `/batch` コマンドで大量のファイルを一括処理できます | |
| **Linux対応** | Linuxで使えるのはターミナル版だけです | |
| **軽量動作** | アプリを起動する必要がなく、メモリ消費が少ないです |
体験の違い
同じ「自己紹介ページを作って」という指示でも、体験がまったく違います。
デスクトップ版の体験:
- アプリを開く
- フォルダを選ぶ(マウスでクリック)
- チャット欄に「自己紹介ページを作って」と入力
- AIがコードを生成 → 変更内容が色付きで表示される
- 「承認」ボタンをクリック → ファイルが作られる
- ライブプレビューで完成ページを確認できる
- ターミナルを開く
cdコマンドでフォルダに移動するclaudeと入力してClaude Codeを起動- 「自己紹介ページを作って」と入力
- AIがコードを生成 → テキストで変更内容が表示される
yキーを押す → ファイルが作られる- ブラウザで手動で開いて確認する
- ターミナルを使ったことがない(またはできれば使いたくない)
- マウスで操作できるほうが安心する
- コードの変更点を目で見て確認したい
- まずは手軽に始めたい
- WindowsまたはmacOSを使っている
- ターミナル操作に抵抗がない(または学びたい)
- キーボードだけで高速に作業したい
- プログラミングの自動化やスクリプトに興味がある
- Linuxを使っている
- VS Codeを普段から使っている
- インストールが簡単 ── アプリをダウンロードして開くだけ
- 操作が直感的 ── チャットアプリと同じ感覚で使える
- 視覚的にわかりやすい ── 変更点が色付きで表示される
- ブラウザで claude.ai を開きます
- アカウントを作成します(メールまたはGoogleアカウントで登録できます)
- ログイン後、画面左下の「Upgrade to Pro」をクリックします
- クレジットカード情報を入力して購入します
ターミナル版の体験:
どちらも最終的な結果は同じです。 途中の「操作の手触り」が違うだけ。
どっちを選べばいい?──タイプ別おすすめ
デスクトップ版がおすすめな人
ターミナル版がおすすめな人
迷ったらデスクトップ版から
正直に言います。迷っているなら、デスクトップ版から始めてください。
理由はシンプルです。
ターミナル版は「もっと効率的に使いたい」「自動化したい」と感じてからで十分です。どちらも同じClaude Proプランの中で使えるので、後から切り替えても追加料金はかかりません。
両方使うこともできる
実は、デスクトップ版とターミナル版は同時に使えます。 同じプロジェクトフォルダに対して、デスクトップ版で作業しながらターミナル版でスクリプトを動かす、といった使い方も可能です。設定やCLAUDE.mdファイルも共有されます。
共通の準備:Claude Proプランに登録する
どちらの方法で始めるにしても、有料プランへの登録が必要です。 無料プランではClaude Codeを利用できません。
料金プラン
| プラン | 月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| **Claude Pro** | $20(日本円で約3,000円前後 ※為替により変動) | **初心者はこれでOK。** Sonnetモデルが使え、普段使いに十分な利用枠 |
| Claude Max | $100〜 | ヘビーユーザー向け。利用枠が大幅に増加 |
| Claude Team | $30/ユーザー | チーム向け。管理機能付き |
まずはClaude Proプランで始めましょう。 足りなくなったら後からアップグレードできます。
登録手順
節約ポイント: まずは月額契約で1ヶ月試しましょう。合わなければすぐ解約できます。年間契約にすると月額$17に割引されますが、最初は月額がおすすめです。
支払い方法
クレジットカードまたはデビットカードで支払えます。日本発行のカードも問題なく使えます。請求はドル建てのため、利用するカード会社の為替レートが適用されます。
次のステップ:あなたに合った記事へ
Claude Proプランの登録ができたら、以下のどちらかの記事に進んでください。
デスクトップ版で始めたい方
【デスクトップ編】Claude Codeをアプリで始める──ダウンロードから初回起動まで
アプリをダウンロードして、マウス操作で使い始めるまでの手順を解説しています。ターミナルの知識は一切不要です。
ターミナル版で始めたい方
【ターミナル編】Claude CodeをVS Codeで始める──インストールから初回起動まで
VS Codeのターミナルを使って、コマンドでインストールする手順を解説しています。ターミナルの基礎知識から丁寧に説明しています。
どちらを選んでも、15分もあれば「AIに話しかけてファイルが作られる」体験ができます。
筆者はデスクトップ版から始めて、半月後にターミナル版に乗り換えました。どちらも経験したからこそ言えます──どっちから始めても大丈夫です。あなたにもできます。
さあ、始めましょう。
この記事の情報は2026年3月時点のものです。最新情報はAnthropic公式ドキュメントをご確認ください。


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