「新NISA、やったほうがいいのはわかってるけど……何から始めればいいの?」
周りがどんどん始めている新NISA。でも「投資」と聞くだけで不安になる方も多いはず。専門用語が多すぎて、解説記事を読んでも結局よくわからない——そんな声をよく聞きます。
安心してください。新NISAは月100円から始められる制度です。この記事では、投資の知識ゼロの方でも今日から行動できるように、5つのステップに分けてわかりやすく解説します。
結論:新NISAで「最初にやること」はこれだけ
難しく考える必要はありません。やることはたった3つです。
ネット証券で口座を開設する(無料・最短5分)
つみたて投資枠で積立設定する(月1万円でOK)
放置する(毎月自動で積み立てられる)
「え、これだけ?」と思いますよね。本当にこれだけです。あとは時間が味方をしてくれます。以下で各ステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ1:そもそも新NISAって何?(30秒で理解)
新NISAとは、投資で得た利益に税金がかからない国の制度です。
通常、投資で10万円の利益が出ると約2万円が税金で引かれます。新NISAを使えば、この税金がゼロ。10万円がまるまる手元に残ります。
新NISAの基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間投資上限 | 360万円(つみたて120万+成長240万) |
| 生涯非課税枠 | 1,800万円 |
| 非課税期間 | 無期限(恒久化) |
| 対象年齢 | 18歳以上 |
| 最低投資額 | 100円〜(証券会社による) |
ポイント: 2024年から制度が恒久化されたので、「始め遅れ」という概念がありません。自分のタイミングで始めてOKです。
ステップ2:証券口座を開設する
新NISAを始めるには、まず証券会社でNISA口座を開設する必要があります。
おすすめの証券会社3選
| 証券会社 | おすすめポイント | 最低積立額 |
|---|---|---|
| SBI証券 | 商品数最多・ポイント還元あり | 100円〜 |
| 楽天証券 | 楽天ポイントで投資可能・画面が見やすい | 100円〜 |
| マネックス証券 | クレカ積立の還元率が高い | 100円〜 |
初心者へのアドバイス: 迷ったらSBI証券か楽天証券のどちらかでOKです。どちらも口座開設は無料で、商品ラインナップもほぼ同じ。楽天経済圏をよく使う方は楽天証券、それ以外はSBI証券を選んでおけば間違いありません。
口座開設の手順
証券会社の公式サイトで「口座開設」をクリック
本人確認書類(マイナンバーカード or 運転免許証)を撮影してアップロード
NISA口座の開設も同時に申し込む(チェックを入れるだけ)
最短翌営業日〜2週間で口座開設完了
注意点: NISA口座は1人1口座しか持てません。すでに他の証券会社で持っている場合は、金融機関変更の手続きが必要です。
ステップ3:何に投資すればいい?(初心者の鉄板はこれ)
投資先選びが一番不安なところですよね。結論から言うと、初心者は「全世界株式インデックスファンド」1本でOKです。
なぜ全世界株式なのか
- 世界中の約3,000社に分散投資できるので、1社の業績に左右されない
- 過去20年の平均リターンは年7〜8%前後(ただし年によって上下あり)
- プロの投資家も推奨する王道の投資先
具体的な商品名
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) — 通称「オルカン」。信託報酬(手数料)が最安水準
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド — SBI証券で人気
「結局どれ?」と聞かれたら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選んでおけば間違いありません。投資のプロから初心者まで幅広く支持されている商品です。
ステップ4:積立設定をする
商品を選んだら、毎月いくら積み立てるかを設定します。
いくらから始めればいい?
| 月額 | 10年後の目安(年7%想定) | おすすめな人 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 約86万円 | とにかく少額で始めたい方 |
| 1万円 | 約173万円 | 無理なく始めたい方 |
| 3万円 | 約519万円 | しっかり資産形成したい方 |
| 5万円 | 約865万円 | 余裕資金がある方 |
もぐら先生のアドバイス: 最初は月1万円がちょうどいいバランスです。生活に影響が出ない金額で始めて、慣れてきたら増額すればOK。無理して大きな金額を設定すると、相場が下がったときに不安になって売ってしまう原因になります。
設定手順(証券会社の画面で)
ログイン → 「積立設定」メニューへ
商品を検索(「オルカン」などで検索)
積立金額・引落日を設定
「つみたて投資枠」を選択
確定ボタンを押す
これで毎月自動的に積み立てが行われます。あとは放置するだけです。
ステップ5:始めた後にやること(=ほぼ何もしない)
新NISAで最も大切なのは、始めた後に「何もしない」ことです。
やってはいけないこと
- 相場が下がったときに売る — 一時的な下落は必ず起きます。過去のデータでは、15年以上保有すれば元本割れの可能性はほぼゼロ
- 毎日値動きをチェックする — 精神衛生に悪い。月1回程度の確認で十分
- SNSの「暴落煽り」に反応する — 長期投資において短期の下落は雑音
やっていいこと
- 余裕ができたら積立額を増やす — ボーナス月だけ増額も可能
- 年1回、資産状況を確認する — 順調に増えていることを確認するだけでOK
2026年の制度変更ポイント
2026年は新NISAに関連する制度変更がいくつかあります。
- 2027年1月〜 こどもNISA(未成年向け)がスタート予定
- 対象商品の拡充 — 債券を50%以上含む投資信託も対象に
- 非課税枠の復活タイミング — 売却後の枠復活がより早くなる見込み
現行制度で始めても、制度変更のメリットはそのまま享受できます。「制度が変わるまで待とう」と考える必要はありません。
よくある質問
Q. 新NISAで損することはある?
投資なので、短期的に元本割れする可能性はあります。ただし、全世界株式インデックスファンドを15年以上保有した場合、過去のデータでは元本割れしたケースはありません。長期保有がリスクを大幅に軽減します。
Q. 新NISAとiDeCoはどっちを先に始めるべき?
まず新NISAから始めるのがおすすめです。iDeCoは60歳まで引き出せないという制約がありますが、新NISAはいつでも引き出せます。資金の流動性を確保しつつ始められるのが新NISAの利点です。
Q. すでにiDeCoをやっているけど、新NISAも併用できる?
はい、併用できます。iDeCoは所得控除のメリットがあるので、余裕があれば両方活用するのがベストです。
Q. 銀行で新NISA口座を開設するのはダメ?
ダメではありませんが、おすすめしません。銀行は取扱商品数がネット証券と比べて少なく、手数料の高い商品を勧められるケースがあります。ネット証券なら自分のペースで商品を選べます。
Q. 途中で積立をやめたらどうなる?
積立を停止しても、すでに投資した分はそのままNISA口座で非課税運用が続きます。お金が厳しい月は積立を一時停止して、余裕が出たら再開すればOKです。
Q. 投資先を途中で変えたくなったら?
新しい積立設定を追加し、旧設定を停止するだけで変更できます。すでに購入済みの商品はそのまま保有し続けることも、売却して別の商品に乗り換えることもできます。
Q. 確定申告は必要?
NISA口座での利益は確定申告不要です。非課税なので申告する必要がありません。副業の確定申告が必要な方も、NISAの分は別です。
まとめ:「始めないリスク」が一番大きい
新NISAは、国が用意した「資産形成の味方」です。難しく考えず、まずは以下の3ステップで始めましょう。
ネット証券で口座開設(SBI証券 or 楽天証券)
全世界株式インデックスファンドを選択(オルカン)
月1万円で積立設定
投資で一番もったいないのは、「もっと早く始めればよかった」と後悔することです。今日口座開設の申し込みをすれば、来月には積立がスタートしています。
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